解剖生理学、初めてこれをやるのか…と聞いたときは正直「無理?」って思いました。
だって、たとえば協会指定の参考図書「目で見るからだのメカニズム」ひとつとっても、当時の私から見たら
「これお医者さんか看護婦さんの教科書じゃないの…」
って思うくらいわけわかんないことがずらずら書いてある参考書だったんですもの。
「わかりやすくまとまっている!」と評判のアロマテラピーコンプリートブックでさえ、
最初は「???」の連続でした。
セラピスト課程に比べればはるかに狭い範囲、
でも最初は広大な砂漠に投げ出されたような気持ちになりました…
参考書を取りそろえたはいいものの、しばらくはやる気が起きなくてほおっておいたのです。
しかし試験日は日一日とせまるし、やるしかないし…
でもでも、どうしてもすすまないんです。
「身体の発生」の最初のページだけで挫折。
こんなんで二次試験の勉強までいけるんだろうか…。
そんなこんなで時間だけがたっていきました。
が、ある日!
資格マニュアルの範囲をじーっと見つめていたとき(これ多いですね)はたと気づきました。
「アロマに最も関係のあるところからやってみよう」
もともとアロマのことを知りたくて試験を受けるに至ったんだもの。
よくわかんない細胞のことからはじめるより、まずは…
「嗅覚じゃないの!?」
さらにさらに、私はゆくゆくはセラピストを目指したいと思っているわけだから、
「皮膚だよねえ!」
よくよくつなぎ合わせてみれば、身体のこと全体が香りにつながっていくわけですが、当時は少しでもわかりやすいところからやりたかったんですね。
好きなところから始められるのも独学のメリットですから、
とにかく、まず嗅覚、そして皮膚…という風にとりかかってみたら、けっこう波にのって勉強が進み出しました。
そうやって進めてみると、最初は気が乗らなかった細胞の話もだんだん興味が出てきて、参考書を読み込む気合いも入ってきたのです。
さらには胚葉の分化のところで
「脳と表皮は同じ外胚葉由来である」
っていうのを読んだときには「おおおお〜!」って感動したものでした。
解剖生理学じゃなくても、どうしてもやる気がおきない分野があったら、最初から順番にやろうとしないで少しでも興味がわきそうなブロックを探してみるといいかもしれません(^^)
解剖生理学・・・。
アロマでも必要なんですね。
学生の時(歯科衛生士の学校)、授業でやりましたが
今ではすっかり、何を習ったのか忘れてます(^^;)
投稿情報: まみんちょ | 2006年11 月 7日 (火) 21:50
>まみんちょさん
そうなのよ!
私もせっせと覚えたのを時間がたつと忘れそうになってる。まだ身になっていないのねー。なので普段はコンパクトな解剖生理の本を持ち歩くようにしています(^^;;
投稿情報: Seeds(ふたば) | 2006年11 月13日 (月) 09:10
3月のインストラクター試験は、見送り、9月をめざしているものですが、独学なので、なかなか思うように勉強がすすまず、テキストを開いては、ボーとして火をすごしております。
ブログ、大変参考になります。
最初からやっていましたが、興味あるところから勉強してもいいんですね。
投稿情報: なごみまくり | 2007年5 月10日 (木) 09:43
なごみまくりさん
こんばんは!9月に受けるんですね。範囲が広くてどこから手をつければ。。。という気持ち、わかります〜!私もそうでした。
とりあえずは、資格マニュアルを見通してしっかり把握して、範囲のところだけ参考書に印をつけてみると、「なんだこれだけか」と思うこともありますよ。あくまで気分の問題ですが(^^;;
がんばってくださいね。
投稿情報: Seeds(ふたば) | 2007年5 月15日 (火) 22:21